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サヌカイトを使った2つのコンサート

2024年3月3日
高松市美術館で作曲家・即興演奏家の野村誠さんのコンサートが開かれました。
ピアノ、ヴァイオリン、サヌカイト、合唱による祈りの波動が宇宙に拡がるような素晴らしい演奏でした。
野村誠(Piano)加藤綾子(Violin)
臼杵美智代(Sanukite)山田中学校合唱部

鰹節ではありません、香川名産のサヌカイトです。
DSC_0756.JPG
サヌカイトの石琴? 3オクターブ半の音域を持つ楽器にしてあります。台の上に釣り糸と輪ゴムで載せてありました♫
DSC_0755.JPG


2024年3月16日
先日(3/3)以来、再びサヌカイトを
聴く機会がありました♪

今回はいくつか異なるものを
鳴らすことも出来て楽しめました。

コンサートの楽器はSOUと言う種類の
もので、円柱の中をコアドリルで
削り心棒も振動するという非常に
凝った造りになっていて、作れる
技術者は2人の匠しかいないという
話でした。

余韻が長いので「アメイジンググレイス」
「アヴェ・ヴェルム・コルプス」
「ふるさと」などのゆっくりした曲が
中心でしたが、うなりが感じられなかった
にもかかわらず平均律で調律されている
そうで、離れた2声だからかな?


協力「金山けいの里」
香川県坂出市江尻町1671
TEL. 0877-46-3553
mail: mail@sanukite.com

パキスタンの歌姫

ototsubu harp の故郷、パキスタン出身の
素敵な歌手を発見!
グラミー賞を取っている有名な人なんですね、
浮遊感がたまらないです💛

Arooj Aftab - Live at Le Guess Who?

Arooj Aftab: Voice
Petros Klampanis: Double bass
Maeve Gilchrist: Harp

Setlist:
Diya Hai 00:00
Last Night 07:38
Saans Lo 17:09
Mohabbat 22:57






私のお気に入りのシタール奏者Anoushka Shankarとも共演しています。
Arooj Aftab - Udhero Na (Live In London) ft. Anoushka Shankar





ピアニシモにやられた!

第18回ショパンコンクールは
YouTubeで配信されていたので
じっくり楽しむことが出来ました。

一番印象に残ったのは4位に入賞した
小林愛実さんの演奏です。

小さい頃から天才少女として世界でも
演奏活動を行ない、ショパンコンクールも
2回目の挑戦でした。

順位の発表の時に並んでいた演奏者の
中でもとても小柄で、それだけでも
かなりのハンディキャップがあるで
しょうが、それを補うのが本当に
小さなピアニシモからの表現力で、
繊細な音色の変化に惹きつけられました。

日本人奏者によくある、右手の歌わせ方を
微妙に遅らせるところは、演歌的だと嫌う
人もいますが、Jazz的だとも言えますし、
それが日本流だとして胸を張ってもいいの
では?
世界的に均一化されるのはつまらない。

囁くようなピアニシモに一気に惹きこまれました、
「アンダンテスピアナートとポロネーズ
 変ホ長調作品22」
https://youtu.be/lmoMbkXaukE


ゾーンに入っていたね、と言われる
前奏曲集。
https://youtu.be/x6pmBUkXNmM


オーケストラがいても、繊細さを
貫いた協奏曲第1番。
第2位の反田恭平さんも聴いていて
涙がこぼれたと言ってました。
https://youtu.be/XcXEL-D-M5Q



本当に素敵な演奏をありがとう
ございました(^^♪

大地の祈りコンサート 2020年9月19日

山形交響楽団を村山市民会館で聴いてきました。

久し振りに生オケを満喫してきました。
聴衆はマスクで、オケはノーマスクというのも、
良く考えるとなんか変な気がしましたが、
一つ置きの席で満員御礼というのも、オケが
気の毒な感じではありました。
Vlソロのヤンネさんのお父様、左手のピアニストとして
有名な舘野泉さんもいらしてましたが、
札幌に住んでいたころに、両手がまだ使えた頃の
コンサートを聴きに行って、その素晴らしさに
感激したのを思い出しました。
やはり音楽は、スピーカーで聴くのでなく、
今そこで生まれているという感覚が、本当の
感動を呼び起こします💛
img008.jpg

Youtube効果が凄すぎる!

8/28 パソコンでメールを開くと、いきなり
世界中から注文が殺到?していた。

何があったんだ? と思ってメールを読んで
見ると、どうやらこれが原因らしいと判った。
https://youtu.be/Y1pwnMcLnwo

アニメ「ハウルの動く城」から「人生のメリーゴーランド」を
夢弦工房のクロマチック・カリンバで弾いている。


とても美しい演奏で、8/24に公開されて既に30万回を超える
視聴数を上げている。
親切にも解説欄に"The special kalimba is from a Japanese
kalimba brad Mugen" と書いてくれているので、
皆さんネットで調べて夢弦工房を発見し、注文
してくれたというわけ。

奏者のApril YangさんはYoutubeでカリンバ教室も開いて
いるので、元々登録者が30万を超えてました。
https://youtu.be/t7Dkm4dTHmM

歌っている動画もUPされている。
https://youtu.be/oRD6HAQYsxw


April Yangさん、ありがとう!
私も早速チャンネル登録させていただきました(^^♪

真島俊夫の音楽 2018/10/21

山形大学のキャンパスコンサートに行ってきました。
今回は鶴岡出身の真島俊夫(1949-2016)の音楽特集で、
吹奏楽の世界では有名な方なのですが、私は初めて
知りました。

マリンバ好きなので聴きに行ったのですが、他の曲も
とても気に入りました。

「木洩れ日」欅・ミモザ・楡
https://youtu.be/i2A7gaIgG4w


「レ・ジャルダン」クラリネットとピアノのための
 T.画家の庭  Les Jardins i.Le jardin du peintre
https://youtu.be/sCJRVUy7NVI


「エーゲ海の風 Aegean Gentle Breeze」より
https://youtu.be/A1iWML1e6vM


Parisとタバコと赤ワインが好きだったそうで、
ラヴェルのような色彩感と小粋さが印象的です。

カリンバ製作教室 2018/9/29

2018/9/29(土)

山形に移住してから1年経ち、やっとカリンバ製作教室用の
キットを作る余裕ができました。
台湾でお世話になっているお店「繭裏子」に30台分を
発送し、国内でも教室活動を再開することにしました。

場所は、時々ランチしに行っている「農haco」さん。
昨年の11月に開店した森谷さん母娘のお店で、地域の
人たちがふらりと訪れておしゃべりを楽しんでいます。

カリンバ製作教室は6名募集でしたが急遽1名追加で
7名で行ないました。
Maki&Nao.jpg
普通は2時間で終了するのですが、女性だけだったことや
デザイン(電熱ペン)に熱中するあまり、3時間ほど
かかって、皆さん無事に完成!
KalimbaClass20180929.jpg
私のクラフト仲間、ウクレレ仲間、山形ビエンナーレで
働いていた人、9/22・23の「まつやま大手門クラフトフェア」で
お話しした方など、参加していただいてありがとうございました。

涼しい歌声-----寺尾沙穂さん

声は持って生まれた声質があって、訓練で声楽家になれた人の
歌を聞いても、なんだかな〜(?)ということもあります。

涼し気な声というのが好きで、最初は「日暮し」というグループの
榊原尚美さんかな、のちにソロで杉村尚美さんとしてしばらく
活動されていました。
「風の音を聞きたい」

「サンセット・メモリー」


次は大貫妙子さん世間がアメリカンな歌がほとんどなのに対し、
「ロマンティーク」と言うアルバムでヨーロッパ的な趣を
醸し出し、当時一人暮らししていた札幌でよく聞いていました。
札幌公演も聴きに行きましたが、ステージはシンプルだけど
本当に丁寧に歌う人だなと思いました。
「黒のクレール」「突然の贈り物」


そして今日(2018/9/16)は寺尾沙穂さんの弾き語りライブを
聴いてきました。
大貫妙子さんに似た声だなと思って、前から気になっていましたが、
山形に来てくれて嬉しいです。
今月は山形ビエンナーレが開かれていて、そのイヴェントの
一つとして、昨日は荒井良二(絵本作家、アーチスト)さんと
一緒に即興ライブ「山のヨーナ」を行ない、今日は弾き語りの
コンサートでした。ピアノもとても上手。
「たよりないもののために」


静かな中にそこはかとなく深い抒情が溢れている曲が多かったのですが、
今年6月にお父様を亡くされ、お骨を拾えないまま金沢のコンサートに
向かう途中で作ったという曲では、聴衆の涙を誘っていました。

なんかまた曲を作りたくなった一日でした。

「スプリング・コンサート」東根一中吹奏楽部

2018/3/27
東根市立第一中学校吹奏楽部の「スプリング・コンサート」を
聴いてきました。
第10回目ということですが、3年ごとに入れ替わるわけで、
演奏レベルを保つのは難しそうです。
この時期は3年生が卒業しているので、なおさらです。
higashine1chubrass.jpg
第1部は2012年や去年のコンクールの課題曲と自由曲で、
最初は音程が定まらない感じでしたが、段々と落ち着いてきて、
部員たちの一生懸命さが伝わってきました。

第2部はOBOGも加えての演奏で、迫力が増し、聞きなれた
POPSでは勢いに乗って楽しそうでした。

合奏することの楽しさは、ソロが多い私には羨ましくさえ
あります。
これからはウクレレで仲間作りを進めようかな。

「プログラム」
1. ファイヤーダンス (D.シェイファー)
2.2012年度全日本吹奏楽コンクール課題曲
 「さくらのうた」より (福田洋介)
3.2018年度課題曲
 「虹色の未来へ」
4.2018年度自由曲
 「アフリカの歌と儀式、宗教的典礼」(RWスミス)

1.「SEDONA」(S.ライニキー)
2.演歌メドレー「北国の春、北酒場、川の流れのように」
3.「世界に一つだけの花」SMAP
4.「ワタリドリ〜前前前世(”君の名は”主題歌)」
5.オーメンズ・オブ・ラブ (和泉宏隆)
アンコール@「エルザの大聖堂への行列(ローエングリンから)」
     A「虹色の未来」

詩に曲をつける

毎年、文化の日(11/3)に開かれている仙台の「定禅寺ストリート
杜の都のアート展」、2年前にも訪れたのですが、今年は友人の誘いで
「Indian Express」のコンサートを聴きに仙台まで出かけたので、
ついでに見に行ってきました。

前回、作品を買わせていただいた「わたもも」さんや
http://ameblo.jp/watamomo-55/
古布作家の佐藤とし子さんとは楽しく話をしましたが、新たに
話しかけたのは、楽しい作風に魅せられた「naponpo」さん、
http://www5.hp-ez.com/hp/naponpo/
その場で朝から描き上げた絵にエスニックな味を感じた
「梨花ツムリ」さん、
https://rikatsumuri.jimdo.com/
そして、詩人の「千葉れいな」さん。
https://chocoreina.jimdo.com/

千葉さんにいただいた詩集を読んでいるうちにメロディーが浮かんで
きて、曲としてまとめてみました。

「月」と「帰りみち」
https://youtu.be/x2rC5zi7Ed4

”また会える”という名前の船にのって
https://youtu.be/_YHh3_mZ_OI

千葉さんにお知らせしたところ、気に入っていただいて、12/23に
仙台文学館で開かれる朗読会「歳送り春待ち」で演奏させて
いただくことになりました。

新たな詩に音楽を添わせることになって、また楽しみが増えました。

ウクレレ=ハワイアン というイメージが変わるといいな、
と思い、もっぱらウクレレを使って作曲しています。


メロディーハープ

天童市の「2nd STREET」で中古のリバーブを見つけたので、
店員さんにショーケースを開けてもらい、ふと、横を見ると、
小さな弦楽器が、ななな〜んと¥700で売られていました。
これは買わずにはいられません!
(後で調べるとAmazonで¥6500で売ってました。)
表面にMELODY HARPと書いてあり、
裏にはHandmade in Romaniaと書いてありました。
15弦で世界一簡単なハープという感じです。
melodyharp2.JPG
低いGから高いg'まで2オクターブに調弦するのが基本らしいので、
ドとソの弦の下に目印を付け、最低音のGをEに、真ん中のgをg#に
調律して、竹下夢二の歌詞で有名な「宵待草」を弾いてみました。

作曲 ; 多 忠亮

尺八と箏のミラクルコンサート

10/6 「尺八と箏のミラクルコンサート」
komeyakata.jpg
アメリカ人”Bruce Huebner”の尺八、オーストラリア人
”深山Mcqueen時田”の箏によるライブを聴きに行ってきました。
場所は車で10分ほどの村山市にあるゲストハウス「こめやかた」。
友人2人を誘って行きましたが、お二人とも間近で見る生演奏に
感激していました。
http://komeyakata-gh.wixsite.com/komeyakataguesthouse

古典曲、現代邦楽、自作曲など9曲を演奏、アンコールは聴衆の
リクエストで「紅葉」のイメージによる即興演奏でした。

その時のではありませんが、お二人の同じ雰囲気の演奏動画です。
https://youtu.be/J2Xew9Fzlss

一番聴衆に受けたのは「鳥のように(沢井忠夫作曲)」だろうと
思います。もう少し左手の音が聞こえてほしかったかな。
こんな曲です。山路みほさんの演奏。
https://youtu.be/RpgaeUCG0oM

Miyamaさんの演奏動画では「甦る五つの歌(沢井忠夫作曲)」が
その時の演奏に近い感じです。
https://youtu.be/ILlb1-N-diI

西洋楽器は純粋さを求めて昇華されたものなのに対して、あらためて
日本の伝統楽器は自然と一体にあるものだと感じました。

アクロス・ザ・ヴュー

1990年頃にCMで「」という曲が流れていて、それは初めて出会った
沖縄の曲でした。
AXIAというカセットテープのCMでしたが、その頃にはCDのシェアが
カセットと並ぶようになっていて、時代の流れを感じさせます。

おかっぱ頭のモデルさんは「IZUMI」さんでしたが、実際に歌っているのは
おおたか静流」さんで、彼女のソロ歌手デビュー曲でもありました。 
喜納昌吉の代表作でオリジナルの曲名は「すべての人の心に花を」(1980年)。

ある日、レコード(CD)店で「KSANA」(1994年)というインド(?)っぽい
タイトルに惹かれ、よく見てみると「おおたか静流」さんと「加藤みちあき」
さんのユニットとあり、更には不思議楽器オンド・マルトノの原田節さんも
参加しているので買ってみました。
全体的には宇宙を漂うような不思議な雰囲気のCDなのですが、一番気に入った
のが「アクロス・ザ・ヴュー」でした。
https://youtu.be/8JQk1EQIxlI
何となく聞いたことがあるなと思ったら、J-WAVEでよく流れていたんですね。

山梨に越してきてから知り合ったAYUMIさんとコンサートをする時に、この曲を
ギター・シンセサイザーとヴォーカル用に編曲したことがありました。

最近になって、イネイト療法仲間で歌うことが好きなAmandaさんに「こんな曲が
向いているかも」と話したら、ぜひ歌いたいということで、新たに編曲しなおし
ました。
https://youtu.be/cSKrb-A0ujg

ついでに、カリンバ用に編曲。
https://youtu.be/AxcHhU-16Es

更にウクレレ用に編曲。
https://youtu.be/KCHPKRo_EEE

また更にギター用に編曲。
https://youtu.be/yP-uofXa4Us


ただいまマイブーム中です。
I'm addicted to this tune.

ドンドンディンドン〜シュビダデン〜♪

このタイトルだけで判るかな?

この曲はサントリーオールドのテレビCMを手がけるに当たって、
「人間みな兄弟」のタイトルで小林亜星さんが作りました。

この歌を聞くと、当時が思い出されます。
♪Don don din don shubi da don(denに聞こえる)〜♪
スキャットは上智大学教授だったサイラス・モズレーさんで、
これは1974年「顔」というCMです。
https://youtu.be/PAxKJl0u9xw


最近の人はこちらかな?
https://youtu.be/Vu3Xyux4J8E


後に、小林さん自身により日本語の歌詞がつけられ、
このときに「夜がくる」のタイトルがつけられ、
このときの日本語詞バージョンは「マークHAMA」の名で
小林さん自らが歌っています。
https://youtu.be/GQAU9Avd2Ug



友人からの希望があり、私もギター用に編曲してみました。
大ヒット曲(1963年)「ワシントン広場の夜はふけて(Washington Square)」
に似ているという話もあり、後半に採り入れてみました。

TAB譜付きギター楽譜はこちら
http://www.dojinongaku.com/contents/goods_detail.php?goid=41361

ARIAの19世紀(風)ギターを使って、酔いどれ気分で(?)
弾いています。
https://youtu.be/v8qJbF-uRLM

ラ・カリファ / 映画音楽

「ラ・カリファ」
この曲を初めて聞いたのはマリンバの三村奈々恵さんのCDで、
なにか懐かしい情緒を感じるなと思ったのです。
早速ダルシマー用に編曲して時々弾いてきました。
https://youtu.be/5H5rN3KXlJA


この曲をテーマ音楽とした映画(1970年)は、凛とした美しさで
人気の女優ロミー・シュナイダー主演、イタリアの労働争議を
テーマに男女の愛をからめたものでしたが、興行的には大失敗作
だったらしいのですが.....曲は最高傑作!?
https://youtu.be/ANkotyIRMg4



作曲者のエンニオ・モリコーネについては前にも記事にしています。
http://koukouya.seesaa.net/article/248692315.html

そこで採り上げたSarah Brightmanのはyoutubeから無くなっているので、
今回は声質が近いNatalia Krishtopetsさんの歌で。
https://youtu.be/U-0DAY4yzD4



けっこうマリンバ好きなので、いろいろ聴いていますが、
三村奈々恵さんの「Gracias」もいい曲だな。
https://youtu.be/uxARtXoAjO0

箏カプリース2016

毎年、私の箏(邦楽)の先生方によるコンサートが松本で
開かれています。
今年も音楽的な発見のある有意義なコンサートを堪能しました。
chirashi.jpg

第一部では秋、春、冬の季節に因んだ曲ということで、曲想も
比較的わかりやすい感じでした。

「秋霖」山本純ノ介 
    二十絃;有賀喜栄 十七絃;渡辺邦子
 前回演奏されたときに、とても気に入ってCDと楽譜を入手したぐらい
 好きな曲です。
CDの高域が強調されたくっきりした音より、このホール独特の豊かな響きで、
 時に音の重なりでモコモコするのですが、それがまた秋霖らしいとも言えます。
 箏のみの演奏では、この組み合わせが音楽表現に一番適していて、2台でも
 複数の箏かと思えることもしばしばです。
 今年はまさに秋霖のために作物の出来がイマイチのところが多いですね、
 それもこの演奏で吹っ切れたかと思います。
 

「萌春」長沢勝俊
    尺八;菅原久仁義 箏;百瀬晴美
 長沢勝俊さんの初期の名曲ですね。 
 あの雅な「春の海」と同じ楽器編成ですが、こちらはまだ雪の残る
 田畑を渡る風のような尺八のソロで始まり、
 特に笛の音色が良く響くこのホールでは、尺八の美しさがより一層堪能できました。
 箏のソロも音色の違いや、速さのコントロールが巧みな美しい演奏でした。
 合奏になってしばらくは、少しずつ雪解け水が流れてくるような落ち着いたリズムから、
 やがてあちこちに花が咲き始め、嬉しそうな鳥の声も聞こえてくるかと思える
 情景が浮かぶ、心地よい明るいリズム感を楽しめました。

   こんな曲です。
   https://youtu.be/Y4y6NPI-kHs

「Snow Falling on the Heart」佐藤容子
     箏;横山まり子 三弦;小澤直子 十七絃;有賀喜栄
 室内楽から邦楽に至るまで美しい作品を作り出している佐藤容子さんですが、
 この曲も日本民族的な要素が現代的な響きの中に取り込まれています。
 イントロの箏はパンフの写真のような情景を導き出すのにピッタリで、
 上行するアルペジオで一瞬の光がさした、と思ったら、雪が降り始め、
 三味線の音は生々しいので雪に抗いながら歩む人間の心を表すようでした。
 箏=自然、三味線=人間、という感じです。
 ドラマチックな掛け合いがスリリングでした。
 映画のラストシーンのように、思いを残す終わり方でした。

第二部は現代作曲家が邦楽作品にも手を染め始めた頃のもので、若干難解(?)。

「茉莉花」牧野由多可
     尺八;菅原久仁義 箏;徳武郁子、小澤直子 十七絃;渡辺邦子
 大学生の頃にFMで聞いて、初めて現代邦楽を認識した曲で、レコードを
 買いました。
 イントロの十七絃が印象に残っていましたが、尺八のソロ部分に導かれた
 掛け合いから、リズミックになっていくまでが、いかにも現代音楽的(?)です。
 リズムにのって展開される部分は和風な趣が加わり、しばし聴き易い...
 後半の尺八ソロも笛の持つ細かい表現力を堪能できました。

  こんな曲です。
  https://youtu.be/G7N7OXDORE8

「三面の箏によるカプリース」湯山昭
   全員の合奏
 @音が外れているかのような始まり方で、いかにも現代音楽という感じですが、
  アルペジオが続くあたりから特殊奏法なども楽しめるようになり、
  最後の方は都会の息苦しさ(?)のように、これでもか!という感じです。
 A現代音楽の作曲家は、どうしてこうも意味のないような(?)旋律を
  連ねることが出来るのかとの思いがするのですが(失礼!)、表現方法の問題なのですね、
  緊張と解放があれば楽しめるのに、緊張ばかり...
  それでも特殊奏法と混濁の推進力は面白かったです。

これからも邦楽の着実な発展を期待しています。
 

ピアソラのオブリヴィオン

「オブリヴィオン (忘却)」はピアソラ(Astor Piazzolla 1921〜1992)が
イタリア映画「エンリコ(アンリ)4世(1984)」の為に作った曲です。
イタリアの名優、マルチェロ・マストロヤンニとクラウディア・カルディナーレが
共演したのですが、映画がヒットせずにテーマ曲の方もまさに”忘れられて”
いました。
https://youtu.be/D2OK4EpV4Iw
その後、カンツォーネ歌手のミルバがフランス語で歌い、広く知られるように
なりました。
https://youtu.be/lzC1kKZGxBg
ミロンガ(milonga)のリズム(8分音符で3+3+2)が特徴的で、過ぎ去りし
愛を偲ぶロマンチックな歌詞です。
http://lapineagile.blog.fc2.com/blog-entry-442.html
私はピアソラの曲の中で、哀愁と情熱を秘めたこの曲が一番のお気に入りです。
ギター用に編曲して、時々弾いています。

「オブリヴィオン Oblivion 」 milonga 1984
Astor Piazzolla

ギター演奏動画
https://youtu.be/OOMw7mf_Duk

ギター楽譜(TAB譜付きPDFファイル)
http://www.dojinongaku.com/contents/goods_detail.php?goid=38585

ピアノ配列のカリンバ「ピアリンバ」

カリンバは英語でThumb piano(親指ピアノ)と呼ばれるくらいで、
基本的には両手の親指だけで演奏することが多いのですが、半音付きの
「クロマチック・カリンバ」を売り出した頃から、親指以外の指で演奏する
人がちらほら増えてきました。
https://youtu.be/6a905HQdSs0

確かに半音や和音を弾いたりするには、親指だけでは不便なこともあり、
膝や机の上に楽器を置いて、両手の4〜8本の指で弾くのは理に適っています。

自作のウクレレ「琵琶麗麗」にピエゾ・ピックアップを取り付けたのを
きっかけに、カリンバにも付けたら良いのではと考えました。
生音では、高音部で鍵盤が短いために余韻が無くなるのですが、
アンプでリバーブをかけて補えるのでは、と考えたのです。

そこで「クロマチック・3オクターブ・カリンバ」を開発したのですが、
それを眺めているうちに、またまたひらめき(?)ました。
オプションとして左から右にドレミファソラシと並ぶリニア配列の
タイプも作ることにしたのです。
3octlinear.jpg
そんな頃、ピアニストさんから「ピアノ配列のカリンバを作れますか?」
という問い合わせがあり、試作してみると、結構良い感じなので、
製品化することにしました。

以前にYoutubeで他の人がピアノ配列のカリンバを演奏するのを見ては
いましたが、4オクターブで価格が¥420000と桁違いに高いので驚いた
ことがありました。
夢弦工房は職人ではなく庶民的なクラフトマン(?)ですから、価格は
税抜き¥30000で、「ピアリンバ」と命名。
pialimba1.jpg
クラフト市に出展した時に、小学生の女の子がこれで「猫ふんじゃった」を
弾いたのを見て「これはいける!」と確信。

先週からHPに掲載したのですが、その週末のクラフト市で早くもHPを
見て買いに来たお客様がおり、更に帰宅するとメールで注文が入って
いました。
http://mugen.ehoh.net/secondpage.htm
さすがにネット時代は反応が早いです。
しかし、良く見ていらっしゃるものですね、とても嬉しいです。

これからも皆さんのご要望にお応え出来るように、イネイト健康法で
元気な体を保ち、製作や演奏に励んでいくつもりです。

黄金の国

久しぶりにシタールの音色に心魅かれました。
「Land of gold」Anoushka Shankar
https://youtu.be/JuLDpheL8p0

Hang drumはManu Delago、VocalはAlev Lenz、CelloはCaroline Dale、BassはLarry Grenadier。


インド音楽を世界に広めたシタール奏者ラヴィ・シャンカール
(1920/4/7〜2012/12/11)には、グラミー賞歌手のノラ・ジョーンズ
(1979/3/30〜)とアヌーシュカ(1981/6/9〜)の音楽的才能に
恵まれた二人の娘(異母姉妹)がいます。

もちろん二人も共演しています。
「Traces of you」
https://youtu.be/kEJSWIftX98



アヌーシュカは父親の後継者としてインド伝統音楽に根差しながらも、
他のジャンルの音楽家とも積極的に共演しています。

「Land of gold」は「子どもたちにとって安全で安心な場所」のことと、
アヌーシュカ・シャンカールは言っています。
この歌は難民の窮状に捧げられています。

 鳥たちのように、時期が来たら自由に移動できる世界で、自分の居場所を
 見つけられるように.....彼らに伝えて、わたしも同じ道を歩んできたと。


「Land of gold」と言えば.....
紀元前3世紀に秦の始皇帝に願い出て、不老不死の薬を探しに東に向かった
徐福がたどり着いて住み着いてしまった(?)ところ、そこはまさに、
のちにマルコ・ポーロが呼ぶところの「黄金の国ジパング」だったの
かもしれません。

現在でも菱刈鉱山では良質の金鉱石が採れますし、活断層が入り乱れ(?)
マグマの活動が盛んな日本には、まだまだ金鉱脈があるらしいです。

もし、中国や朝鮮半島で動乱が起きたら、避難民が日本に押し寄せてくる
かもしれませんが、日本人は優しいので親身になって受け入れるでしょう。
その時、日本に余裕が無ければ、現在のヨーロッパの難民問題と同じことが
繰り返されるかもしれません。
つまるところ、難民達は動乱が収まったら帰国して祖国の再建に頑張って
いただき、平和な世界を作っていくのが最善かと思います。
「Land of gold」は心の中にあるのかも.....

ある宇宙飛行士の言葉 ;
 「宇宙へ行くと、最初はみんな自分の国を探す。
  次の日は自分たちがいる大陸を指さす。 
  けれど、その次の日は美しい地球がそこにあることを喜ぶ」


昔よく聴いていたシタールとのコラボ音楽を思い出しました。
David Darlingの「Cycle Song」
https://youtu.be/eA2ozPjk3DQ



Paul Winter Consort の「Ode to a Fillmore dressing room」
https://youtu.be/14ZYDpIDXpI


どちらの曲も耳コピしたな〜。

「あづさ琴」で3.11を追悼

音楽仲間の一人から、こんな楽器が欲しいのだけど、
行こうと思っていた製作教室が人数不足でまだ開けない
ということで、私に作ってくれませんか?と問い合わせが
ありました。
https://youtu.be/wjw3G9n3qXQ
この宗田悠さんは夢弦工房を訪ねてくれて、いくつか
楽器も買ってくれた人です。
自由音楽派ですね、私も時々やります🎵

それは「ゆう琴」という名で、木をくりぬいて作られているようです。
http://kanna.info/you-kin/index.html

特に難しそうな楽器でもなさそうなので、図面を書いて
試作してみることにしました。
フィンランドの「カンテレ」やロシアの「グスリ」に
似た形です。
くりぬけるような大きな木材は持っていないので、
貼り合わせで作りました。
魂を呼び覚ます「あづさ弓」というのがあるのですが、
注文主が魂に響くパフォーマンスをできるように、
「あづさ琴」と名付けました。

15本のナイロン弦は音程が安定するまで時間がかかります。
完成してから1週間たって、だいぶ安定してきたので、
丁度、あの3.11から5年目ということで、追悼の意を込めて
奏でてみました。

「3.11へのエレジー」あづさ琴
"Elegies for the 3.11" AZUSA-KOTO
1. For the mother earth
2. Across the seas

https://youtu.be/7piQPFHznXA


自由音楽派で奏でるには、適当に弾いてもなんとなく音楽に
なる調弦法があり、五音音階を中心にすればいいわけです。
「ゆう琴」も大体それになっていました(1音だけ半音程)。
注文主はご主人がハングを弾くので、それぞれのハングの
音階に合わせるという使い方も出来ると思います。
どんな音楽が生まれるのか、楽しみです🎶