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台湾カリンバ製作教室

3月25日から30日までカリンバ製作教室を開きに台湾に行ってきました。
95.class.jpg
今回は3か所で開くことになったので、キットを41個作って持っていくことに
なり、準備に時間がかかりました。
更に完成品が1個、これは製作時のサンプルとして必要です。
そして注文されたPU付きの3オクターブ・カリンバが1個。
スーツケースにキットを39個詰め込みましたが、残りは別のカバンで
機内持ち込みすることにしました。
さすがに重かったです。 

台北には午前中に着いたので、ホテルの受付の横に荷物を預け、
29日に開催する「繭裏子」の分、15個を取り出して荷造りしていると、
見かねた受付嬢が大きなビニール袋をくれました。
冷たい雨が降っていたので、傘をさしながら荷物を抱えて
お店に納品。 
まあ、タクシーを使うか迷うところでしたが、あの量が限界でした。
次の日も雨の中、29日に開催する「剣譚楽器」に15個を納品。
28日は開催当日に11個「観心生活空間」へ持っていきました。

最初の3日は肌寒い雨降りで、ホテルもエアコンからは冷たい空気しか
出てこない(台湾の安いホテルでは暖房はあまり考慮されていません)
こともあり、2日目の夜にシャワーを浴びて体を拭いていたら、急に
右の腰が痛くなり、いつも背筋を伸ばしていないと痛みが悪化する
という状況になってしまいました。
毛布は1枚余分にあったのですが、それでも寝ている時に寒くて
目が覚めた位で、身体が冷えて筋肉に余計負担がかかったようです。

それでも毎日、あちこち歩き回るだけの元気はありました。
夢弦工房のHPの「旅歩き」に今回の旅行記を載せました:
http://mugen.ehoh.net/Taiwan2015march.html


最後の3日間は天気も回復し、気温も上がったので、なんとか
3か所の「カリンバ製作教室」もこなすことが出来ました。
座ったら立ち上がるときに痛いので、ずっと立ちっぱなしなのが
良かったようです。

繭裏子」はフェアトレードの店なのですが、カリンバ製作教室を
始めたころ(2011年)は永康街の1店だけだったのが、今は台北に3店、
高雄に1店、花蓮に1店と支店を増やしています。
オーナーのLizとVinkaは一日も休まずに頑張っています。
高雄店でも教室を開きませんか?と誘われているのですが、
週末を2回入れる旅行日程を組まないとなりませんから、
どうしようかな〜、分身が欲しいです。
こんなに増えては、これからはキットを先に送っておこうかな。
どんどん広まってきて嬉しいですね、台湾のみなさん、ありがとう!

帰国後、イネイト健康法のスーパーアディオを夜寝るときに3日間
使ったところ、ほとんど痛みはなくなり、その効果を再認識しました。
以前同じようなことがあった時は治るまで3週間はかかりましたから。

台湾、出会いの旅

11/11から17日まで一週間、台湾へ行ってきました。

今回は「カリンバ製作教室」を3回行ないました。

新しく「觀心生活學空間」http://www.pureone.com.tw/
という、書道や絵画、音楽療法、ヨガや太極拳などの
教室を開いている施設でも、開催。kalimba1.jpg
そこは、前回3月に開いた教室に参加してくれた
葉さんが、新しく始めた施設で、とても気持ちのいい
空間でした。
たまたま当日にMRT松山線が開通したので、とても
便利な場所になりました。
suicaのような「悠遊カード」を持っていれば、
松山線は1か月間無料で乗車できるという、交通局も
太っ腹(?)です。

いつもの「繭裏子」の方も、新しく開いた3号店で
2クラス開催。
そこは迪化街という、日本統治時代に賑わった問屋街で、
そのころの建物がたくさん残っています。
古い建物をリニューアルして生まれ変わらせることも
行なわれ、その店もその一角にありました。
中庭を挟んで、レストランやカフェ、2階は宿泊施設に
なっています。
その建物「讀人館」のオーナー、蕭さんは日本語の
上手な若い女性で、その中庭で開かせてもらった
ミニ・コンサート(私と、ハング奏者の依田夫妻)を
聴いて、所有している他の建物のカフェでも演奏を
提案してくれました。yodasanartyard.jpg
その謝礼代わりに、2階の素敵な宿に泊まれることになり、
依田夫妻にはハネムーンの良い思い出になったと
思います。http://www.readers.tw/

圓山のMaji Marketで路上演奏をしていると、聴いていた
人が親切にも宣伝ビラを中国語で書いてくれたり、
夜市で食べ方を身振り手振りで教えてくれたり、
台湾は本当に親切な人が多くて、ありがたいです。

今回は他にも面白い出会いがあり、とても楽しい旅でした。
詳しくは夢弦工房ホームページの「旅歩記」で。
http://mugen.ehoh.net/taiwan2014november.html

日本の生命線を守った台湾の学生たち。

中国とのサービス貿易協定に反発し、立法院議場を占拠していたヒマワリ運動の
学生は10日午後6時7分に退去を完了しました。
リーダーの林飛帆氏は退去を前にして「次は社会での展開となる。
われわれはきっと勝利する」と宣言しました。
占拠していた約200人の学生それぞれは1本のヒマワリを持ち、警察官が見守る中、
議場を退出し、24日間585時間に及んだ占拠を終えました。
台湾民主の父と称される李登輝元総統は九日、メディアの取材に対し学生らの
行動を称賛しました。
詳しくはブログ「台湾は日本の生命線」で。

P1030539.jpg
現在、原発が動いていないので、主な発電はもっぱら火力に
頼っているわけですが、原油や天然ガスを運ぶ船が通るルート上に
台湾があります。
もし台湾が中国に併合されでしまったら、そのルートが政争の
道具となり断ち切られてしまう恐れもあります。

その意味で今回の「太陽花(ひまわり)学運」は実は日本にとっても大変に
意味のある活動だったのです。
日本のマスコミの報道はほとんど無くて歯がゆいばかりです。
その意義について在米台湾人のアンディ・チャン氏の記事を
引用します。
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(引用開始)
「ヒマワリ学運」は大成功
━━━━━━━━━━━━
Andy Chang

4月6日、学生たちが座り込みをしているところに王金平立法院長
がきて、「両岸協議監督条例草案」を法制化するまではサービス貿易
協定は立法院の議題に乗せないことを約束した。これは学生たちの
示した4ヶ条要求の第2条、「先立法、再審査」を約束したもので、
王院長の声明は「善意を示した」と解釈した学生たちは協議に入り、
翌日ヒマワリ学運は木曜日(9日)午後6時に解散すると発表した。
これで学運は栄誉ある終焉を迎えた。

ヒマワリ学運は平和な抗議運動で、秩序と組織と清潔を保つデモで
あった。このような抗議運動は世界各国の抗議デモに見られなかっ
たことであり、ヒマワリ学運は大成功だったと言える。3月30日の
50万人抗議集会が終わったあと、街頭はきれいに掃除され、ゴミは
一つもなかったと言われる。

●ヒマワリ学運は大成功

台湾の民主運動が世界に類を見ない成功を収めたことについて、私
の意見では次の4点が非常に大切と思う。

 1.ヒマワリ学運は統率のとれたデモで、医療部、食料部、飲料部、
物資部、宣伝と印刷などの外に楽器演奏や、数カ国語で現状ニュー
スを流す宣伝班の活躍があった。ゴミ収集も完璧。これほど組織と
統率がとれた抗議運動は世界史に残る快挙である。

 2.最も重要なことは、台湾人が中華民国政権や中国の勝手な決定
を覆したのである。中華民国政権は亡命政権だが一貫して独裁を通
してきた。それが覆ったのである。台湾人は暴政に反対し中国に屈
服しない勇気を得たのである。

 3.台湾アイデンティティと愛国心は若者たちが発揚し、若者たち
が一般人民に力と勇気を与えたのである。台湾は中国のものではな
い、台湾人は中国人の暴政に勇気を持って対抗する。これが台湾の
政治と社会に大きな影響と変化を与えた。

 4.パソコン、スマホを使ってフェイスブックやツィッターでオン
ラインニュースを発信。ヒマワリ学運が世界のメディアに伝わり、
15カ国のメディアが台湾に来て学生運動を報道していた。学運は国
際的な賞賛と評価を得た。政府のメディアに頼らず独自で世界のメ
ディアに情報を流した。政府メディアのデマ宣伝は効力を失った。

●闘いは終わっていない

戦いは始まったばかりである。ヒマワリ学運が解散した後、彼らの
要求が政府に拒否され歪曲されるかもしれない。今後の努力の目標
は(1)両岸協議監督条例を法制化、(2)国民党優勢の国会の審議
で不平等条約を監視、(3)国民憲政会議の実施と開催。

王金平院長は両岸監督条例を法制化すると約束したが、国民党優勢
の立法院て審議されたらどんな変化があるか予測できない。王金平
院長の約束は守られるか。

両岸協議監督条例は学生たちの出した草案とは別に国民党側も草案
も提出しているので、議会では国民党の草案が通る可能性が高い。

学生たちの要求では、サービス貿易協議を撤回して協議監督法のも
とで草案と審議を要求しているが馬英九は反対、国民党議員も反対
である。また新協議に中国側が応じるかどうか。

台湾人に有利なのはヒマワリ学運のあと各国メディアが台湾の民主
運動に注目していることである。でも独裁的な中華民国や中国がメ
ディアの関心に屈するとは限らない。

●中国人の報復

馬英九政権が大人しく学生運動の結果に従うとは思えない。公共器
物破損、違法占拠などで学生指導者を告訴、逮捕、拷問などが考え
られる。

ヒマワリ学運は若者たちだけでなく全階級層の台湾人が中国の台湾
併呑に反対を表明したのである。馬英九が報復手段をとれば反政府、
打倒中華民国運動が起きる可能性がある。

ヒマワリ学運は中華民国打倒ではなく、「両岸協議監督」を目標とし
ている。馬英九政権と中国の協議を公開、監督することが目的であ
る。中華民国政府がこの要求に反対すれば中華民国打倒に発展する
可能性がある。中華人民共和国や中華民国がどんな手段を使うかに
注意せねばならない。

●アメリカの支援

アメリカ国会は学生運動を支持する声明を発表したが、アメリカ政
府の態度は曖昧である。アメリカ政府は台湾関係法とレーガンの台
湾支持6カ条を基本としている。だから国会はいつも台湾(中華民
国)の防衛を目的とした法案を通し、台湾当局(中華民国政府)に
武器を提供する。ところが中華民国はシナ人政権だから購入した機
密はすぐ中国側に渡ってしまう。

アメリカが台湾人民を支持せずシナ人政権を支持するのは間違いで
ある。台湾人民にも問題がある。台湾人は政治に疎く中国に関心を
持ちすぎアメリカの防衛に甘えている。アメリカが「台湾当局」(中
華民国)を対象とせず、人民の人権と安全保障を支持することを要
求すべきである。
(引用終了)
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チャンネル桜の「台湾チャンネル」でも今回の学生運動を採り上げています。
第26回、台北50万人デモと馬英九政権の欺瞞[H26/4/10]


この新しい形の学生運動が、これからの東アジアの情勢を良い方向に
変えていく出発点になることを期待しています。

20140330b.jpg
そんなさなかの3/27から4/2にかけて「台湾カリンバ製作教室」を開きに
行っていて、私も現場を目撃してきましたが、街の生活はいたって平穏
でした。 私の旅日記のほうもご覧ください。
夢弦工房「旅歩記」





台湾カリンバ製作教室#4

2012年11月18日(日)
台北の永康街にある「繭裏子TWINE Studio」で今年3回目のカリンバ製作教室を開きました。
20121118class1.jpg
今回は装飾に台北の問屋街で仕入れたチロリアンテープを使いました。
なかなか日本では良い柄が見つからないのです。
2オクターブあるので、調律に時間がかかりますが、最終的には
電子チューナーで確認します。
20121118class2.jpg
それでも全員無事に完成! さっそく楽譜を見ながら曲を弾いてみる人もいます。
そしてみんなのカリンバを並べて記念写真を撮りました。
20121118class3.jpg
毎回すぐに定員に達してしまうので、また次につながるのが嬉しいです。
「台湾に工房を作れば」なんて言われてますわーい(嬉しい顔)

今回の旅の記録は夢弦工房のホームページにアップしたので、ご覧ください。
http://mugen.ehoh.net/taiwan2012nov.htm

台湾カリンバ製作教室第3回目

6月10日に台北でカリンバ製作教室を開きました。
場所はいつもの「繭裏子 TWINE STUDIO」です。
http://www.twinestudio.net/
kalimba1.jpg
日本では高音用のピンを自分で曲げてもらうのですが、
前回(4月)はあらかじめ曲げておいたのを用意して、
意外に早く完成してしまった(?)感がありました。
それで今回は自分でピンを曲げてもらうことにしました。
参加者10名全員女性でしたが、時間をかけてなんとか
やりとげました! 
日本では曲げられない女性もいますが、台湾女性のたくましさ(?)を
感じました。
男性が参加していれば、手伝ってあげて、そこからロマンスが.....なんてね。
kalimbaall.jpg

次回は11月に開催予定ですが、MRT(地下鉄)の駅が永康街の近くに
開通する予定なので、より便利になって更に観光客が増えるかも。
「繭裏子 TWINE STUDIO」も、私のお気に入りの「誠品書店信義店」に
支店を出したので、益々発展してほしいものです。
http://www.tabitabi-taipei.com/html/data/10390.html

台湾カリンバ製作教室第2回

3/27から4/2まで台湾に行ってきました。
帰ってきてから、たまっていた注文をこなすのと、
母の入退院で時間をとられ、旅の整理をするのが
遅くなってしまいました。

今回もカリンバ製作教室をしてきました。
場所は人気の永康街にある「繭裏子 TWINE STUDIO」で、
彼らは5/12,13に東京で開催される「デザイン・フェスタ」
にも出展します。
前回は「10音」タイプでしたが、今回は「2オクターブ+
2半音」の本格的(?)なタイプです。
letsmakekalimbas.jpg
定員10名でしたが、すでに希望者が更に8名いて、
6月にも行くことになりました。
だんだんと広まって、台湾オリジナルのカリンバが
生まれるとうれしいです。

台北でのカリンバ製作教室を含む旅の記録を
HPにのせましたので、ご覧ください。
今回も素敵な出会いがあって、とても楽しい
旅でした。 多謝多謝!台湾。
http://mugen.ehoh.net/eighthpage.html

台湾でカリンバ製作教室

11/20に台湾でカリンバ製作教室を開きました。
100twine.jpg

場所は台北で人気の永康街にある「TWINE STUDIO」。
http://www.twinestudio.net/index.html

お店のfacebookやクチコミで2クラス、22人が
参加してくれました。

そのうち夢弦工房のホームページにもアップしますが、
お店のfacebookに一足早く写真を載せてくれました。
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.308269939183911.89054.121549031189337&type=1

皆さんそれぞれ個性的なデザインをほどこし、
22台のオリジナルなカリンバが花開きました。

台湾は中国とは違い、日本と同じ民主国家なので、
皆さん生き生きした表情で暮しているのが
印象的です。

台湾の旧正月を旅してきました

2010年2月11日に浅草に前泊して、台湾へ旅して
きました。

前回はコンサートのため、あまり観光できなかったので
今回は旧正月を楽しみに行ってきました。

さっそく今回の台湾旅行の記録をHPにアップしました
ので、ご覧ください。
http://mugen-k.hp.infoseek.co.jp/eighthpage.html

ホームページビルダーでは繁体字で使えない漢字が
少しありました、メモ帳ではOKなのにな〜。

擂茶の飲み方を説明してくれているVideoは、縦方向に
撮影したのを横方向に直したので、少し太目に映って
しまいました、お店の女の子「ゴメンチャイ!」


「地球の歩き方」に台湾の歴史がかいてあるのですが、
「日本の敗戦にともない台湾が中国に返還され...」は
事実ではありません。
正しくは「台湾の領有を放棄した」だけで、帰属先は
いまだに未定なのです。
つまりは共産党独裁(?)の中国と、民主主義の
台湾とはまったく別の独立国家なのです。



ということで、ぼくも中国は歴史的な遺産や民族の
多様性が面白くて行きますが、台湾はおいしい食べ物
(安心して食べられる)とそこに暮らす人たちが
好きで行きます。
青木由香さんの本にはそれが良くあらわれています。

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